自己資金ゼロでも起業はできる
"なにか新しい仕事を始めようと思ったら、もちろんそのための資金が必要になります。
起業するのに必要な資金は最低でも５００万円程度と言われており、とてもそんな資金は用意できない、という人も少なくないでしょう。
でも、極端な話、自己資金がゼロでも起業できる方法はあります。
それは、国や金融機関の制度を積極的に利用する方法です。
まず、条件を満たせば新しい事業は１円から始めることができます。
一定期間内に資本金額を増やす必要はありますが、まずは仕事を始めて、その後利益を積み立てて資本金に回せば十分経営は可能です。
また、起業するにあたっては金融公庫などの融資制度を利用することができます。
事業内容や規模にもよりますが、設備資金や運転資金を７２００万円まで融資してもらうことが可能です。
この制度を活用できれば、まず起業できないということはなさそうですね。
もちろん、自己資金ゼロの状態で起業した場合は、その後の会社経営が非常に重要になります。
融資を受けた金額を返済し、経営を軌道に乗せるまでは、節約に節約を重ね、利益のために日々努力していくことが必要です。
いくら公庫からの融資とはいえ、借りたお金はできるだけ早めに返すことが大切です。
返済のために会社の資金繰りが苦しくなっては本末転倒ですから、バランスをとることは大切ですが、はじめの内は苦労しても、後で必ず楽になる時が来ます。
資金はないけどまず始めて、それから利益をあげられるように努力する。
融資制度を利用することで、そんな働き方も可能になっています。"